ここに記載の内容は、飼い主としての個人的な判断と
自己責任の上、家族で話し合い、我が家で決定したことであり
FIPを発症した全ての猫ちゃんにとってこの治療法を勧める、
FIPに対して有効であるというわけではありません。
専門家でもありません。ただの猫好きです。
理解した上でお読みください。
自身で調べ、まとめた内容ですので、誤りがありましたらすみやかに訂正いたします。
FIPは、現在のところ、きちんとしたお薬や治療方法がなく
ほぼ100%の確率で亡くなってしまうといわれている恐ろしい病気です。
できることといえば、対処療法、延命治療です。
うーちゃんがFIPの疑いと言われてから、慌てて調べだし
色々な情報を探しました。
治療法①MUTIAN
その中で、現在治療の効果が確認されているお薬の一つとして
「MUTIAN」というお薬を知りました。
未認可の為、お薬ではなく、サプリメントという扱いになります。
※日本未承認ですが、mutian社公認でmutianを扱える病院があります。
MUTIAN協力病院に行けば処方していただけるとの事ですが、高額です。
自身が所有する猫に投与する場合のみ輸入可能です。個人輸入だと少し費用が抑えられますが、それでもかなり高額です。
治療法②GS-441524
RNAウイルスの合成阻害
GS-5734(レムデシビル:商品名ベクルリー)の開発の元となった化合物(ヌクレオシド類似体)で、GS-5734より構造が簡単。やはりGilead Sciencesが製造。
前ページの一番上のサイトにも書かれているように、現在FIPの治療薬としては最も有望と思われる。費用については、mutianよりも安い。
参考HP
治療費の試算
体重4.5kgのうーちゃんの治療費を試算してみた
MUTIANの場合
50mg/11ドル、100mg /22ドル、200mg/44ドル (変動あり)
基本は体重1kgあたり100mg
ドライタイプの初期/中期は1.3倍、末期は2倍
4.5kg×1.3=5.85
1日600mg必要となる。
さらに送料もかかります。
GS-441524の場合
1瓶=6ml=90ドル(変動あり)
通常は4mg/kg、1日1回皮下注を12週間。
ドライの場合、体重×0.533
うーちゃんの場合、
4.5kg×0.533=2.4ml
1日2.4ml×84日=201.6ml=33.6瓶=3024ドル=323,177円
さらに送料もかかります。(1回あたり5,000円程度)
メリット・デリット
MUTIANのメリット
入手がしやすい。MUTIAN協力病院に行けば、購入できる。
MUTIANのデメリット
●84日間、毎日同じ時間の空腹時に飲ませる必要があり、猫に薬を飲ませるのが苦手な場合はとてつもなく大変な試練となる。
●高い。とにかく高い。
GS-441524のメリット
MUTIANよりも費用が安い
飲み薬が飲ませられない子でも大丈夫
GS-441524のデメリット
入手が困難(個人輸入の為ハードルが高い)
自分で注射を打てるようになる必要がある
この注射はとても痛いらしく、皮膚炎等の可能性もある。
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